愛犬の皮膚かぶれやアレルギーによる掻きすぎ・赤みの改善に

我が家の愛犬のチワワが、いつも体を掻いていて、長らく真っ赤っかになってました。足先や尻尾、体の至る所をかじってかじって、爪で引っ掻いて、顔や頭も引っ掻いて、血が出たりハゲてしまったりと痛々しい状態が続いていました。

分かりづらいですが、口周り・首元・腹部が赤くなってます

病院の先生からも勧められ、ネット上でも皮膚に負担の少ないという書き込みのあったノルバサンシャンプーもしっかり使い、ケージも定期的に掃除をしてましたが、なかなか改善しない日々が続いてました。

フードはおデブ犬だったので、Blueの体重管理用のものをあげています。

アレルギー検査をしたところ、カビの1種に反応がでました。陽性反応ではなかったので強いアレルギー反応ではなかったものの、陰性反応ではなかったということで、少なくともアレルギーは持っているということでした。

検査結果　チワワ　7才7ヶ月

病院の先生が言うには、アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎を発症している子は、このカビ項目部分に反応がでることが非常に多いとのこと。

発症当初はステロイドの飲み薬や、ステロイド配合の皮膚用スプレーを塗布していましたが、ステロイドはホルモンにも影響し、自分で作るべきホルモンを作らない体に変わってしまう＝薬を飲み続けなければならないとのこと。スプレーも飲み薬までとはいかないものの、常用し続けるのはおすすめできないと言われました。

コルタバンス　外用副腎皮質ホルモン剤スプレー

かきむしってしまったところをスプレーするとだんだん収まってくるものの、数日するとまた気づかない間にかきむしって、酷いと出血するまで掻いてしまっていての繰り返し。

掃除やシャンプーだけでは効果が出ない状況が続いていました。

そんな日が続いていた中で、ある日定期検診に病院に伺った時に、最近新しい薬が出たとのことを教えてもらいました。
それが、アポキル錠　という薬。

アポキル錠　3.6/5.4/16

特長
・犬のアレルギー性皮膚炎による痒みに対して投与後4時間以内に効果を発現しプレドニゾロン錠に匹敵する即効性と有効性が確認されている。
・安全性プロファイルから対象疾患の長期管理を可能。（投与期間は一年を超えないこと。）
・痒みと皮膚炎を惹起する各種サイトカインのJAK依存性シグナル伝達を選択的に阻害。

ステロイドとは違って、副作用のない薬とのこと。ずっとお世話になっている病院からのオススメだったので、すぐに処方してもらいました。
処方してもらったのは、5.4mgでそれを半部に割ったものを2週間分でとりあえず様子見てみようとなり早速飲ませ始めました。

最初の2週間は、1回1粒(半分に割ったもの)で朝・晩の2回投与していきました。
あげ始めてから1週間程度で目に見えて赤みは引いていき、体を掻きむしる動作もしなくなっていました。

2週間分あげきった時には綺麗な肌の色になっていて、心なしか楽になったような表情をしているようにも感じました。

わかりづらくてすみません

その後は1回1粒(半分に割ったもの)で1日1回の投与に切り替わり、現在も投与を続けてはいますが、掻きむしったり赤くなったりはしていない状態です。
もちろん、先生の言った通り副作用も何も出ないで元気に過ごしています。

ネモフィラ見に行きました

ここまで劇的に改善することは今までなかったので、とてもいい薬が出てくれたことが本当にありがたいと思います。
我が家の愛犬はアニコムに加入しているので、診察・薬代を合わせても1000円もしないくらいで毎回処方していただいてます。

皮膚疾患で悩んでいる同じ愛犬家の方々にはぜひ試していただきたいです。